GBSが考えるビジョンとは…

会社が組織としてありたい姿や、作りたい世界を創出させるための
行動指針(自分たちがどうなりたいか )を示したものです。

グローバルビジネスソリューション株式会社(以下、GBS)では、体制変更に伴い、新たにビジョンを打ち出しました。ビジョンとは、企業理念である「豊かさの創出」がどういう状態なのかを示し社員と共有する、いわば行動指針となるもの。ビジョンを策定した前山、小川、宮下の3人に、検討した当時のこと、そして今の率直な想いを聞きました。

「笑顔の絶えない未来を」

「豊かさの創出」を企業理念に掲げるGBS。この“豊かさ”とは、みんなが笑顔になれるより良い会社であること。3人はその想いを胸に、ビジョンの策定に取り掛かりました。

小川:「キャッチフレーズが道しるべに」
体制変更に際してずっと考えていたのは「より良い会社にしたい」ということ。11年間続いた会社の体制を変更するということは容易いことではありません。そんな中、会社の再スタートを進める上で、私たちが道しるべにしていた言葉がありました。

宮下:「みんなが笑顔になれる会社」
それが「笑顔の絶えない未来を」。「みんなが笑顔になれる会社」というのが3人共通の想いだったんです。企業理念が「豊かさの創出」であり、その象徴となるものが「笑顔」だったので、ビジョンは自ずと決まったような感じでした。

前山:「いつでも心に問いかけられるように」
そうでしたね。「笑顔の絶えない未来を」というキャッチフレーズをより具体的にした、行動指針とも言えるものが、私たちのビジョンになっています。
企業理念の中でも触れましたが、まずは自分自身が笑顔でいられること、そして相手も笑顔にできる自分であること、その笑顔が私たちのあり方やサービスによってつながっていくこと、それがGBSの存在意義だと信じています。常に立ち戻ることができるように、いつでも自分たちの心に問いかけられるような言葉にしました。

小川:「成長が感じられれば、笑顔で取り組める」
もちろん、仕事は楽しいことばかりではないですが、それが自分の成長につながっていると実感できれば、何事にも笑顔で取り組める。みんなが前向きにチャレンジできて、笑顔になれる会社にしたいんです。

宮下:「心に無理のない笑顔が生まれる会社」
ここで言う笑顔は、「はい、笑って!」と周りから後押しされるものではなくて、心に無理のない自然な笑顔のこと。そういう笑顔が生まれる会社がいいと思いました。

前山:「まずは私たちが、本当の笑顔を体現」
私たちは大変な時期を共に乗り越えたこともあり、「心に無理ないようにしようね」というのが合言葉なんです。無理はせず、何でも言い合う。まずは私たちから、本当の笑顔を体現していきます。

「より良い会社とは、どんな会社ですか?」

より良い会社を作るために、3人は社員の意見を集めることに。「あなたにとって、より良い会社とはどんな会社ですか?」その問いかけに多くの意見が集まり、驚きと喜びを感じつつ、ビジョンの具体的なイメージを固めていきました。

宮下:「社員の意見に3人の想いを加えて検討」
実際に社員の声を聞く機会を設けたほか、WEB上に目安箱を設置して自由に書き込めるようにもしたんです。そこから見えてきた社員の意見に私たち3人の想いを加え、より深く検討していきました。特に印象に残っているのは、「潰れない会社」という意見。ハッとさせられましたね。

小川:「一緒にやっていきたい、社員の意識が変化」
確かに、印象深い意見だった。「会社が潰れないから安心して働ける」って、当たり前のようで実は大事なことなんですよね。その他にも、「自由な発想が許される」「風通しがいい」「社員の仲がいい」など色々な意見が出て。それ以降も、社員の意見が私たちに届くようになり、「一緒にやっていきたい」と考えてくれる社員も出てきました。

前山:「意見を言うということは、期待しているということ」
会社に対してこんなに言いたいことがあったんだと驚くと同時に、伝えてくれたことが本当にうれしかった。意見を言ってくれるということは、期待してくれているということですから。他にも、「教育体制が整っている」「仕事を楽しめる」「夢を持っていることが恥ずかしくない会社」「自由な発想が尊重される会社」というのもありましたね。こういった社員の声に会社としてどう応えていくか、その後の話し合いにも力が入りました。具体的には、投資バランスを見つめ直す際に念頭に置いていますし、社内ルールや就業規則の変更を検討するなど、抜本的な改革に着手しています。創業からの11年間で作り上げた良い点は残し、改善すべき点は改善していく。今後も社員の声を大切に、一緒に会社を作っていくスタンスを続けていきます。