GBSが考えるミッションとは…

会社が描くビジョンをどのように実現するのかを表しています。
会社内部に浸透させたい考え方で、判断基準にもなるものです。

体制変更に際し、クローバルビジネスソリューション株式会社ではビジョンと共に、新たにミッションを打ち出しました。ビジョンを実現するためにどうすべきなのか、それがミッションです。ミッションに込めた想いや、ミッションを遂げるために必要なことについて、前山、小川、宮下の3人に話を聞きました。

「笑顔の素は、自分の存在意義を感じること」

宮下:大切なのは、自信と安心感。しっかりやれている、生きていけるという実感が自信となり、それに向けてのステップが見えてくると「大丈夫」という安心感が芽生えてきます。これが、自然な笑顔につながるんです。

小川:この安心感には、裏付けが必要です。そこで不可欠なのが「知ること」。自分のこと、家族や友人、同僚、お客様などの相対する個人、つまり相手のこと、そして社会のことについて、深く考察する力を備えてほしいですね。

前山:サービスとは、「お客様を満足させること」が基本ですよね。どうしたら満足していただけるかを考えるには、まず相手を知ること。知らないと、どうしたら相手にとって役に立てるのかが分からないでしょう。つまり、自分の存在意義を感じるための第一歩が、「知る」ことだと思うんです。

「壁も天井もないから、どこまでも飛べるしどこまでも突き進める」

前山:自立と自律、自分で自分をマネジメントできているという感覚も重要です。自分の考え方の選択肢が増えると、心に余裕が生まれます。余裕があってこそ持てる広い視野も、社員に身につけてほしいことの一つです。

宮下:心に余裕ができると、今度は相手に対して「次はこうしたらもっと喜んでもらえるかも」という、思いやりの気持ちが芽生え、目配り気配り心配りができるようになっていきます。会社の教育では、技術力やサービス力、マネジメント力などスキルを上げることに加えて、人としての成長を促すことも大事にしています。

小川:この教育を通じて、社員には、どんどん前に、上に、というポジティブな思考を持ってほしい。たまに言うんです、「壁も天井もないから、どこまでも飛べるしどこまでも突き進める」って。一日のうち、ほとんどを占めるのが働く時間ですよね。だったら楽しめたほうがいいよね、と思っています。責任を持って働くと、仕事って楽しいんですよ。

「相手の心を想像したら、感謝の気持ちが生まれた」

宮下:僕は取締役ではないので、前山、小川とは立場こそ違いますが、「気持ちは絶対に負けない」「会社を支えるのは自分だ」と思って働いていて、それがすごく楽しい。会社に対してもっと責任を負いたい、ともどかしく思うこともあるくらいです。

小川:それ、いつも言ってるよね(笑)。

宮下:言うたびに、2人に怒られてますけど(笑)。焦らなくていいんだよ、って。

前山:もちろん、宮下の気持ちは嬉しいんですよ(笑)。

宮下:他にも、色々怒られるというか指摘されることはありますね。以前は、「頑張っているのに」と拗ねちゃうこともありましたが、最近は「言ってくれてありがとう」と素直に思えるようになりました。指摘する人は、ある程度心に負荷がかかるはずなのに、あえて伝えてくれている。そんな相手の心を想像したら、感謝の気持ちを持てるようになってきました。

前山:いいですね、人として成長していますよね。常に思いやりと感謝の気持ちを持つことは、とても大切だと思います。感謝できるようになると、いい意味での謙虚さも生まれます。相手を決めつける気持ちも減り、視野も広くなっていくんです。

「社員の“自分ごと”感が、いい会社をつくる」

前山:企業理念についてのお話の中で、「社員には、未来に希望を持って今を思い切り楽しんでほしい」と言いましたが、そのためには、今を大切にして未来を見据えてほしい。一人ひとり、自分なりのキャリアプランを持ってほしいと思っています。どの会社に所属するのも本人の自由。ただし、ここで働いているからには、未来に希望を持って楽しんでほしいですよね。

宮下:僕も、社員を会社に縛る必要はないと思っていて。「起業したい」という社員がいれば、全力で応援するつもりです。

小川:そうそう。社内で新しい部署として立ち上げる可能性だってゼロではないしね。少しくらい飛び抜けたところで実力を発揮する社員がいた方が、きっと面白くなるはず。自分に枠を設けてほしくないな。

宮下:みんなに、「一緒にやっていこうぜ!」って声をかけたいですね。

前山:ビジョンのところでも触れた通り「自由な発想」も尊重しているので、個人個人の未来の選択肢は無限です。自由な発想を持ちながら、一人ひとりが「自分ごと感」を持って働き、そして「この会社にいてよかったな」と思える瞬間が増えていったら、間違いなくより良い会社になると信じています。